"マウスピース矯正"の1つ"インビザライン"は、歴史的には最も古いもので1997年にアメリカで開発されました。

透明な取り外し式の、厚さ0.9mmにプラスチックシートをプレスして作製したもので装着していても全くと言っていいほど人目には分かりません。
最初の歯並びの悪い歯型模型が次第にきれいなアーチ上の歯列になるまで36段階から48段階に分けて0.25mmずつ補正した模型が作られて、それぞれにプラスチックシートをプレスして実際に歯に装着する"インビザライン"がその枚数分作製され、患者はそれを2週間ごとに新しいものに付け替えて行きます。
また"インビザライン"はハードタイプしかありませんが、他のものに比べると小さくてコンパクトにまとまったイメージがあります。
もちろん無色透明で無味無臭な上に、アレルギーの心配も全くありません。
型どりから装着までには約3週間から4週間程度かかりますが、型どりは初回だけで医師はコンピュータによって全体の流れを把握しながらシミュレーションを行なっていきます。
これは"クリンチェック"と呼ばれる3次元シミュレーションソフトを使ってデジタル処理されるもので、すべての治療計画がコンピュータ上でなされてデータを保存することができるために、万一マウスピースの1つをなくしたとしても、再度作製するのは簡単です。
またこのようにして作製された2、3ヶ月分のマウスピースがまとめて渡されるために通院も1ヶ月半から3ヶ月に一度と、他の方法に比べるとかなり少なくなっています。
費用はやや高めですが口腔内の歯型を作って、それによって次の歯の動きを予測したマウスピースを手作業で作っていくほかの方法に比べると、型どりの回数も治療期間も短くてすむために1年以上かかるような難しい矯正に向いていると言われています。
そしてこの装置での治療ができるのは、"矯正認定医"の資格をもっている医師が理想ですが、それ相当の経験を積んできた医師であれば免許はもっていなくても治療できるようです。
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