"バイオネーター"も一般の人には馴染みが薄く、つい映画のタイトルを思い出したり、植物を育てる機械なのかと思ったりして実際のものとはかけ離れた何かすごいものを想像してしまいそうですが、これは子供用の下顎を大きくするための矯正装置で、寝ている間を含めて1日に10時間から15時間装着すればよいというものです。

歯の大きさに対して顎の発達が追いつかなくてデコボコに生えてきたり、口を閉じたときに下顎の歯が上顎の歯より前に出ていたり、口を閉じたときに前歯が浮いたりしているような不正咬合に効果があり 子供自身の筋肉の力を利用して顎の成長を促したり、歯列を左右に広げたりするために成長期の子供にしかできない矯正装置で、大人は使うことができません。
また装着している時は会話がしにくかったり、うっとうしく感じたりすることもあるようですが、例えば矯正前と矯正後のサンプル写真などを見せて、「将来大人になったときに、こっちの顔よりもこっちの顔の方がカッコいいと思うんだけど、今矯正しておいたら大人になってからよりも歯並びが簡単に整うからチャンスだよ!」などと通常の会話でも何気なく、子供の矯正への意欲をそそるような環境をつくるのも矯正を順調に進めるコツの1つだと言えます。
とはいえ"寝る時に使う"という習慣が身についたら親はあまり苦労しなくても子供に任せておくことができるようです。
「動機を与えて、任せて、一人でやらせて自信をつけさせる」ということも、子供にとっては良い経験かもしれません。
そのために1年から2年と、矯正にかかる期間は長いようですが、遠回りに見えても結局は精神的負担が少ないために無理なく続けられる子供が多いようです。
こうして早期に顎の骨を整えることで、抜歯をせずに矯正できる可能性も高くなります。
バイオネーターで治療が終ったら、最後の仕上げとして後戻りしないように安定化させるために就寝時に"リテーナー"という装置を付けます。
矯正歯科・インプラント@探検隊は、歯科矯正について解説しています。
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