"コルチコトミー"というのは、日本ではまだ馴染みが薄いようですが欧米ではいまやスタンダードな矯正治療の一つとなっているもので、歯が埋まっている骨に外科的手法でもってキズをつけ、それによって高まる体の治癒力を利用して矯正治療のスピードを上げようとする方法です。

私たちの骨の組織は、表層部分にある"皮質骨"とその中にあるスポンジのような空洞でよく移植に使われる"海綿骨"とからできています。
歯茎から出ている天然の歯の下には"歯根"という部分があって、歯根はそのまわりを"歯根膜"という膜に囲まれています。
そしてその"歯根膜"の周りを取り囲んでいるのが"歯槽骨"と呼ばれる骨なのですが、矯正の最先端技術とも言われる"コルチコトミー"ではこの"歯槽骨"の表層部分の"皮質骨"に焦点が当てられます。
"皮質骨"は矯正の治療で歯が動く際に関係のある部分なのですが、この部分は特に動きが鈍いのだそうです。
そこで"コルチコトミー"ではこの"皮質骨"にすじ状のキズをつけて一部を除去し、さらにその下の "海綿骨"に刺激を与えて自然治癒力を高めます。
私たちの体の組織は、ダメージを受けるとその部分を治してやろうとして周辺の組織すべてが力を合わせて活発に活動を開始し始めます。
"コルチコトミー"では、"皮質骨"にキズをつける処置と並行して通常の矯正装置を歯に付けるわけですが、周辺細胞すべてが活性化されているというこの好都合な波にのることによって歯も早く動いて、実際には治療期間が半分どころか1/3に短縮されることもあると言われます。
けれども顎の骨がまだ成長期にある子供は顎の成長がすでに止まっている大人と違って、どのように歯並びが完成するのかを見極めることが難しいために医師の治療計画どおりに行かないというリスクが予測されるために、矯正歯科 名古屋をはじめとする歯科は、この技術は通常大人にしか使われていないようです。
手術は短時間の外科手術で済みますが、通常の矯正治療に外科手術の費用が10万前後加算されることになるので、簡単な手術とはいえ確実な技術をもった信頼できる医師を選びたいものです。
矯正歯科・インプラント@探検隊は、歯科矯正について解説しています。
"デーモンシステム"というのは、名前だけ聞くとかつてテレビで人気のあったいかつい・・・